トリプルの次はなんて呼ぶ?4倍、5倍の数え方から日常で使える豆知識まで徹底解説

トリプルの次はなんて呼ぶ ライフスタイル

「シングル、ダブル、トリプル……さて、その次は?」

ふとした瞬間に、こんな疑問が頭をよぎったことはありませんか?

3つまではリズムよく言えるのに、4つ目になった途端、言葉に詰まって「4倍」や「4重」でお茶を濁してしまう。

そんな経験は、きっと誰にでもあるはずです。

実は、トリプルの先には「クアドラプル」や「クインティプル」といった、響きも形も美しい名前たちが待っています。

それらは、一流のアスリートが挑む氷上の世界や、私たちが毎日使うスマートフォンの奥深く、さらには一杯のコーヒーの中にも、姿を変えて息づいているのです。

この記事では、知っていると明日誰かに話したくなる「トリプルの次」の正体を解き明かします。

読み終える頃には、見慣れた数字の景色が、少しだけドラマチックに変わっているかもしれません。

トリプルの次は「クアドラプル」!基本の数え方

まずは、もっとも基本となる「〜倍」「〜重」を意味する呼称を見ていきましょう。

これらは主にラテン語を語源としています。

ラテン語由来の呼称リスト(1倍〜5倍)

私たちが普段何気なく使っている言葉が並んでいます。

・1倍:シングル (Single)
・2倍:ダブル (Double)
・3倍:トリプル (Triple)
・4倍:クアドラプル (Quadruple)
・5倍:クインティプル (Quintuple)

いかがでしょうか?

「クアドラプル」や「クインティプル」となると、急に馴染みが薄くなりますよね。

しかし、後述するフィギュアスケートやPC用語など、特定の分野ではこの言葉がそのまま使われています。

なぜ「トリプルの次」は馴染みが薄いのか?

なぜ私たちは3つまでしかカタカナで呼ばないのでしょうか。

それは、人間の認知や文化的な背景が関係しています。

「三種の神器」や「三位一体」という言葉があるように、人間にとって「3」という数字は一つのまとまりを感じやすい最小単位です。

日常生活でも、アイスクリームの「トリプル」や、お酒の「トリプル」など、3つ重なれば「十分すぎるほど多い」という感覚になります。

そのため、4つ以上の重なりを表現する機会が激減し、わざわざ外来語を使わずに「4倍」「4重」というシンプルな日本語で済ませるようになったのです。

業界別で違う!「トリプルの次」の呼び方

「クアドラプル」という言葉は、業界によって姿を変えて登場します。

【スポーツ編】フィギュアスケートや陸上の世界

スポーツ界、特にフィギュアスケートでは「クアドラプル」が非常に身近です。

男子フィギュアの世界で「4回転ジャンプ」を指す際、実況や解説で「クワドラプル」、あるいは短く「クワド」と呼ばれます。

羽生結弦選手や宇野昌磨選手らが跳ぶジャンプの回数を数える時、私たちは無意識にトリプルの次を聞いているのです。

また、競馬や野球などで3つの大きなタイトルを獲ることを「トリプルクラウン(三冠)」と言いますが、4つの場合は「クアドラプルクラウン(四冠)」となります。

ただし、スポーツによってはシンプルに「4タイトル」と呼ばれることも多いですね。

【麻雀・ゲーム編】役満やコンボの数え方

麻雀の世界では、少し独特な数え方をします。

役満が3つ重なれば「トリプル役満」と呼ばれますが、その次は「四倍役満」と言うのが一般的です。

一部のゲームやルールでは「クアドラプル役満」と呼ぶこともありますが、麻雀は中国由来の文化が強いため、ラテン語系よりも「四倍」といった漢字表記が馴染みます。

コンボ(連続攻撃)が発生するアクションゲームでも、3連続は「トリプル」ですが、4連続は「クアドラプル・キル」や、単に「マルチ」と総称されることもあります。

【一覧表】トリプルの次から「10倍」までの一覧

ここでは、さらに深い知識を求める方のために、10倍までのリストを作成しました。

6倍(セクスタプル)から10倍(ディカプル)まで

倍数呼称(英語/ラテン語系)カタカナ読み
1倍Singleシングル
2倍Doubleダブル
3倍Tripleトリプル
4倍Quadrupleクアドラプル
5倍Quintupleクインティプル
6倍Sextupleセクスタプル
7倍Septupleセプタプル
8倍Octupleオクタプル
9倍Nonupleノナプル
10倍Decupleディカプル

6倍の「セクスタプル」などは、日常生活で使う機会はほぼ皆無でしょう。

しかし、数学的な論文や、非常に特殊な精密機械の構造を説明する際などには登場することがあります。

IT・コンピュータ業界での「4倍・4重」

ITの世界では、4を意味する「クアッド (Quad)」が頻出します。

最も身近なのは「クアッドコア (Quad Core)」でしょう。

これは一つのCPUの中に、脳にあたる「コア」が4つ入っていることを指します。

他にも、高画質を表す「QHD(クアッド・ハイ・デフィニション)」は、標準的なHD画質の4倍の解像度があることを意味しています。

IT業界において、トリプルの次である「4」は、性能の区切りとして非常に重要な数字なのです。

日常生活で「トリプルの次」を使いこなすコツ

せっかく覚えた「クアドラプル」。

できればスマートに使いたいですよね。

カタカナ語を使うべきシーンと避けるべきシーン

「クアドラプル」という言葉は、残念ながらすべての人が知っているわけではありません。

・使うべきシーン

専門的な議論、スポーツ観戦の感想、知的なジョーク、デザインやプレゼンのタイトル。

・避けるべきシーン

飲食店での注文(例:「ハンバーガーをクアドラプルで!」と言っても店員さんが困惑する可能性が高いです)、正確な数字の伝達が最優先されるビジネス連絡。

相手に伝わらなければ言葉の意味がありません。

基本は「4倍」「4重」を使いつつ、ここぞという時のアクセントとして活用しましょう。

英語圏での使われ方:倍数詞のニュアンス

英語では「〜倍」を表す時に「fourfold(4倍の)」という言葉もよく使われます。

「Quadruple」は「4倍にする(動詞)」や「4重の(形容詞)」として、フォーマルな文脈やニュースで使われることが多い傾向にあります。

「トリプルの次」に関連する面白い雑学

言葉の成り立ちを知ると、さらに覚えやすくなります。

音楽や楽器の世界での「4」

音楽の世界では、倍数ではなく「人数」で呼び方が変わります。

・1人:ソロ (Solo)
・2人:デュオ (Duo)
・3人:トリオ (Trio)
・4人:カルテット (Quartet)

「トリオ」の次は「カルテット」なのです。

これはイタリア語が語源になっています。

音楽好きの人にとっては、クアドラプルよりもカルテットの方が圧倒的に馴染みがあるはずです。

飲み物やフードの「トリプル」の次

スターバックスなどのカフェで、エスプレッソのショットを追加する際、3つまでは「トリプル」ですが、4つ目は「クアッド (Quad)」と呼ばれます。

また、ハンバーガーショップでパティが4枚入っているものは、公式に「クアドラプル・バーガー」と名付けられているケースもあります。

ボリュームを強調したい時に、この響きはとても力強く感じられます。

思考を広げる!「トリプルの次」のさらに先

さらに知識を広げてみましょう。

無限に続く「〜プル」の法則性

これまでに登場した言葉の頭を見てみると、ある法則に気づきます。

「Tri-」「Quad-」「Quin-」などは、ラテン語の数字そのものです。

・Tri(3)+ ple
・Quad(4)+ ple

この接頭辞のルールを知っていれば、例えば「100」を意味する「Cent」を付けて「セントゥプル(100倍)」といった造語も理解できるようになります。

概念としての「4番目」が持つ意味

日本では「3」が安定の数字とされますが、「4」は「四方(東西南北)」や「四季(春夏秋冬)」など、世界を完結させる数字として扱われます。

トリプルの次へ進むということは、単に数が増えるだけでなく、「一つの完成されたサイクル」に入るような感覚があるのです。

知っておくと得する「数」の表現バリエーション

最後に、日本語ならではの表現にも触れておきましょう。

「トリプル」を言い換える日本語の美しさ

日本語には豊かな表現があります。

・3つ:三重、三連、三つ巴
・4つ:四重(しじゅう)、四連(よんれん)、四つ角

「三つ巴」に対応する4つの言葉はありませんが、代わりに「四神(しじん)」や「四天王」といった、強さを表す言葉が並びます。

カタカナだけでなく、これらの日本語を使い分けるのも大人の嗜みです。

クアドラプルを覚えるための語呂合わせ・覚え方

どうしても覚えられない時は、「クアッド=4」だけを覚えましょう。

「タイヤが4つある四輪バギーを『クアッド』と呼ぶ」「4コアCPUはクアッドコア」など、身近な4に関連するものを紐付けるのが最短ルートです。

まとめ

かがでしたでしょうか。

「トリプルの次」を意味するクアドラプル(Quadruple)。

普段はあまり耳にしない言葉かもしれませんが、フィギュアスケートの華麗なジャンプや、最新デバイスの驚異的なスピードの裏側には、常にこの「4番目の概念」が隠れています。

日本において「3」という数字は、三位一体、三本締め、三種の神器など、一つの安定や完結を意味する特別な数字です。

しかし、そこから一歩踏み出した「4」の世界には、四季や四方といった、世界をより広く、より深く完結させるための新しいサイクルが広がっています。

次にあなたが「トリプル」という言葉に出会ったときは、ぜひその先にある「クアドラプル」の存在を思い出してみてください。

単なる数え方の知識としてだけでなく、日常のふとした瞬間を「スマートに彩るスパイス」として活用していただければ幸いです。

あなたの知的好奇心が、この記事をきっかけにさらに広がっていくことを願っています。

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