エックス（旧Twitter）を使っていると、「この投稿をスクショで残しておきたい」と思う場面があります。
ニュースやイベント情報、友人とのやり取りなど、記録として残しておくのに便利ですよね。
しかし一方で、「スクショを撮ったら相手に通知されるのでは？」と不安に感じたことはありませんか？
2025年現在、エックスでは DMや限定コンテンツにスクショ通知機能が試験導入 されており、以前より注意が必要になっています。
本記事では、エックスでスクショは本当にバレるのか？通知されるケースとされないケース、プライバシー・著作権リスク、安全にスクショを活用する方法をわかりやすく解説します。
エックスでのスクショは本当にバレるのか？
まず、エックスで通常の投稿をスクショしても相手に通知されることはありません。
タイムラインに流れてくる一般公開ツイートや、画像・動画をスクショした場合、投稿者が気づくことはありません。
しかし例外的に、特定のコンテンツではスクショを撮ると通知が届く仕様になっています。
これは主に「プライバシー保護」や「限定公開性の維持」を目的とした機能です。
通知が届くケースは大きく分けて以下の2種類です。
・消えるDM（写真・動画）
・限定公開投稿（選んだ一部のユーザーにだけ見せられる投稿機能）
スクショが通知されるケース
消えるメッセージ（DM）
エックスのダイレクトメッセージ（DM）には、送信後しばらくすると自動的に消える「消えるメッセージ」機能があります。
これはInstagramの一時的なDM機能に近いものです。
この「消えるメッセージ」（特に写真や動画）をスクショすると、送信者に「〇〇さんがスクリーンショットを撮りました」という通知が届く仕組みになっています。
これは「相手のプライベートなやり取りを勝手に保存して拡散されるのを防ぐ」ための安全機能です。
一部の限定公開投稿
1.消えるメッセージ（Disappearing DM）
送信後一定時間で消えるDMは、スクショを撮ると送信者に通知が届きます。
これはプライバシーを守るための機能です。
・通知の形式：送信者に「〇〇さんがスクリーンショットを撮りました」と表示される（ 対象：写真や動画などのメディアメッセージ）
2.限定公開投稿
エックスでは、特定のユーザーにしか表示されない限定公開投稿（いわゆる「フォロワー限定ツイート」や「ストーリー型投稿」）に対してもスクショ検知のテストを行っています。
この場合、スクショを撮ると投稿者に通知が送られる可能性があるため注意が必要です。
ただしこれはまだ一部ユーザー向けのテスト運用で、すべてのアカウントが対象ではありません。
スクショが通知されないケース
一方で、以下のような投稿をスクショしても相手に通知が届くことはありません。
タイムラインの通常投稿
誰でも見られる一般的なツイート（テキスト・画像・動画）は自由にスクショしても通知されません。
公開アカウントのツイート
鍵付き（非公開）アカウントではなく、オープンに公開されている投稿は通知なしで保存できます。
公開されている画像や動画
一般に公開されている写真・動画をスクショしても相手に知られることはありません。
まとめると、
・バレない：公開されている通常の投稿（タイムライン・画像・動画）
・バレる可能性あり：消えるDM、限定公開投稿
つまり「通知が届くのは“特別に限定されたコンテンツ”」に限られるということです。
2025年エックスの最新状況
2025年現在、エックスでは「スクショ通知」機能が拡大しつつあるのが大きな変化です。
DM（ダイレクトメッセージ）
従来はすべてのDMで通知はありませんでしたが、今では「消える写真・動画」に限りスクショすると送信者に通知が届きます。
今後、通常のDMにも範囲が広がる可能性があると報じられています。
ストーリーズ系コンテンツ
テスト運用段階ですが、24時間で消えるストーリーやフォロワー限定投稿では、スクショが検知されるケースがあります。
InstagramやSnapchatと同じような仕組みに近づいてきています。
一方で、通常のタイムライン投稿は引き続き「通知なし」です。
ただし、エックスはユーザーの安全やプライバシーを強化する方向に進んでいるため、将来的に「通常投稿も通知対象になる」可能性はゼロではありません。
そのため、2025年の現状では「今は大丈夫でも、将来はわからない」という認識を持つことが重要です。
エックスでスクショ利用のリスク
プライバシーの観点から見るスクショの危険性
スクショは便利ですが、扱い方を誤ると相手との信頼関係を壊すことがあります。
DMを勝手に保存・共有するケース
友人との個人的なやり取りをスクショして第三者に見せると、「秘密を守らない人」と思われ、関係が悪化する可能性があります。
限定公開コンテンツを保存するケース
投稿者が「この範囲の人にだけ見てほしい」と意図して公開しているコンテンツを勝手にスクショすると、相手の信頼を裏切る行為になりかねません。
著作権の観点
エックスの投稿には、基本的に著作権が投稿者にあります。
個人利用の範囲（自分のスマホやPCに保存して見返すだけ）であれば問題ありません。
しかし、SNSやブログに無断で公開する場合は著作権侵害にあたる可能性があります。
つまり「スクショすること」自体は違法ではありませんが、「どう利用するか」が大きなポイントです。
DM・限定コンテンツの注意点
エックスでは、スクショが通知されるケースとされないケースが分かれています。
通常DM
テキストベースのやり取りや通常の画像・動画はスクショしても通知されません。
消える写真・動画（DM内）
スクショを撮ると即座に送信者へ「〇〇さんがスクリーンショットを撮りました」と通知されます。
これは「相手が意図した閲覧回数を守るため」の仕組みです。
限定公開投稿
フォロワー限定投稿や、期間限定公開のストーリー型投稿ではテスト的に通知機能が導入されています。
対象外のユーザーもいますが、今後全体に拡大する可能性が高いです。
スクショをする際の賢い方法
スクショを撮るときは、トラブルを避けるために以下の工夫をしましょう。
1.必要な部分だけをスクショする
全画面ではなく、保存したい部分だけを切り取るとプライバシー侵害のリスクを減らせます。
2.公開前にモザイクやトリミングを行う
名前・アイコン・個人情報などはモザイク処理をしてから共有すると安全です。
3.投稿者に許可を取る
特にDMや限定公開投稿を他人と共有したい場合は、必ず投稿者に確認を取りましょう。
4.記録目的はスクショ、共有目的は引用機能を利用
他人に見せたい場合は、公式の「引用ポスト」やシェア機能を使った方がトラブル防止につながります。
まとめると、
・2025年現在は通常投稿＝通知なし／消えるDMや限定公開投稿＝通知あり
・スクショ自体は違法ではないが、公開するときは著作権やプライバシーに注意
・安全に使うコツは「必要部分だけスクショ＋モザイク＋投稿者への配慮」
よくある質問（Q\&A）
Q1. タイムラインのスクショは通知される？
A. いいえ、通知されません。
エックスのタイムラインに流れる通常投稿（テキスト・画像・動画）は、誰でも見られる公開情報です。
そのため、スクショをしても相手に通知が届くことはありません。
・ニュース系アカウントの投稿を保存したい
・面白いツイートを後で見返したい
・イベントやセール情報をメモ代わりに残したい
こうしたケースでスクショを撮っても、投稿者に知られることはありません。
ただし注意点として、スクショを撮った画像をそのままSNSに再投稿した場合、投稿者の著作権や引用ルールに関わる可能性があります。
個人利用の範囲であれば問題ありませんが、公開する際は引用やリツイートなど公式機能を使う方が安全です。
Q2. 他人の投稿をスクショして公開してもいい？
A. 許可がない場合は避けるべきです。
エックスに投稿された文章や画像には、基本的に著作権があります。
そのため、スクショをして自分のSNS・ブログ・動画で公開することは、著作権侵害にあたる可能性があります。
・有名人のツイートをスクショしてInstagramに載せる
・他人のイラスト付き投稿をブログに貼り付ける
・友人のツイートを無断でスクショして拡散する
これらはいずれも「無断転載」とみなされる可能性があり、トラブルにつながりかねません。
安全に活用する方法は、
・引用リポスト（引用リツイート）機能を使う
・モザイクやトリミングで個人情報を隠す
・どうしても使いたい場合は投稿者に許可を取る
まとめると、
・タイムライン投稿はスクショしても通知されない（ただし公開利用には注意）
・他人の投稿を公開利用する場合は必ず許可を得るか公式機能を使うのが原則
まとめ
2025年現在、エックス（旧Twitter）でのスクショは 通常のタイムライン投稿では通知されません。
しかし、消えるDMや限定公開投稿では通知される可能性があるため注意が必要です。
スクショ自体は違法ではありませんが、無断で公開するとプライバシーや著作権の侵害につながります。
安全に活用するためには、
・必要な部分だけをスクショする
・公開時にはモザイクやトリミングを行う
・投稿者に許可を得る
・引用リポストなど公式機能を利用する
といった配慮が大切です。
「今は通知されない投稿でも、将来的には対象が拡大する可能性がある」という認識を持ち、安心・安全にエックスを利用していきましょう。
